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【大腸がん末期(4期)家族の葛藤】

16:《1回目の抗がん剤治療》その1
【大腸がん末期(4期)家族の葛藤】

16:《1回目の抗がん剤治療》その1

2008年10月6日

この日は、いよいよ私の病、大腸がん(上行結腸がん)のための
1回目の抗がん剤治療を受ける日となりました。

この日は朝から私や家族も含め、緊張と不安な1日の始まりとなりました。


朝からいろいろな不安を抱えながら
私が運転をし、妻を助手席に乗せ病院へ、向かいました。

自宅から病院まで約1時間の道のりを
車内では妻とどんな話をしたのかほとんど思い出せず
何故か空白のように思います。

病院へ到着し私は受付を済ませ、外科外来へ行きました。

そして、看護師さんから化学療法室に行くように案内されました。


私は妻と一緒に緊張の中、化学療法室に入りました。

化学療法室内は、ベッドが約10床位ある大きな治療室でした。

私と妻は化学療法室の看護師さんに挨拶をし、治療方法(点滴)の説明を受けました。

そして指定されたベッドに横たわり、これから始まる治療を待ちました。

妻は私のベッドの脇のイスに座り、見守っていました。

しばらくして看護師さんが小さめの点滴を持って来ました。

その点滴は、これから抗がん剤治療を受ける前に行う治療で、
主にアレルギー反応を起こさないためと、吐き気止めの点滴と言う事でした。


看護師さんは説明を終えると『どちらの腕にしますか?』と言うので
私は《右利き》のため、不自由の無いようにと
『左腕にお願いします。』と答えました。

左腕に注射の針が刺され、点滴の液体が私の中へ少しずつ入って行きました。

私は朝からずっと緊張と不安でいっぱいでしたが
この時は大腸がん(上行結腸がん)を治すための方法として
通らなければならない治療だと思い、
この時はされるがままで自分の心の中で往生していたように思います。


その小さい点滴は30分程度で終わりました。









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