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3:腹痛から激痛へ【大腸がん末期(4期)家族の葛藤】

3:腹痛から激痛へ

病院で治療を受けた後、私は家で安静にして休んでいましたが
午後5時頃から徐々に腹痛が始まりました。

腹痛の原因を考えても、特に心当たりも無く、
『もしかしたらこの腹痛は蜂に刺されたのが原因では?』
と考えてしまう程でした。

とにかくその時は『そのうちに治るだろう。』と安易に考えていました。


しかし、腹痛が治る事は無く、
それどころか夕食の途中で私は食べる事すら出来なくなってしまいました。

私の様子を見ていた妻は、とても心配していました。


私はとにかく耐えるしかありませんでした。

時計はもう夜10時をまわっていました。


突然の腹痛から約5時間も経っているのに
腹痛は一向に治まる気配がありませんでした。


私は、痛みが和らぐと考え、
風呂に入ったり、市販の胃腸薬を飲んだりしましたが
やはり、腹痛が和らぐ事はありませんでした。

それでも寝て起きれば治るだろうと思い、
その日は寝る事にしましたが痛くて寝付けませんでした。



そんな『寝て起きれば治るだろう』と思っていた腹痛が
《激痛》となってきました。


時計を見るとまだ夜中、
病院へ行こうにも、こんな時間ではどこもまだ開いていません。

私は朝まで我慢しようと何とか寝つけるように試みてみましたが
激痛のため全く寝付く事は出来ませんでした。


しかし時間が経てば経つほど痛みは増すばかりです。

最後には我慢も限界となり、
妻に『救急病院へ連れて行ってくれないか。』と話し、
車に乗せてもらい、救急病院へと急ぎました。


私は病院へ着くと玄関脇で、
痛さと苦しさで動く事も出来ない状態となってしまいました。









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