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末期がん(肝臓がん)闘病記 91

91:今度は胆汁が止まった?!

~この闘病記の内容は2004年(平成16年)7月頃の出来事です。~



通院をしながら点滴を受け始めて数日が経っていた。


そんなある日、今度は急に胆汁がピタリと止まってしまった。


私は妻に「突然胆汁が出るのが止まってしまったよ。」と言うと
妻は「エ~ッ???」と驚いていた。


私も妻も肝臓にあるがんが小さくなって胆管が
正常になったのかなと思った。



お互いに少し喜んだのも束の間、
その数時間後に今度は徐々に腹が張ってくるのを感じた。

しばらく様子を見ていたが胆汁が止まったことにより、
体内に胆汁が溜まって来たのではないかと思った。




その後、私と妻は病院へ行き、主治医の診察を受けた。

主治医は首をかしげながら
「レントゲンを撮ってみないと何とも言えないですね。」と言った。


そうは言ってもあの造影剤を身体に入れないと
胆管が良く映し出せない・・・、主治医も前回の事があるのでとても慎重だった。


それでも私は自分の身体がどうなっているのか知りたかったので
レントゲンを撮ってみる事にした。




同意書を書き、数日後、検査を受けた。

造影剤を入れながら主治医が何度も「大丈夫ですか?」と訊ねてきた。

私は身体が熱くなったが「大丈夫です。」と答えた。


主治医は「胆管は詰ったままですね。」と言った。

その様子は私もモニターを見て確認する事が出来た。



「笹野さん、チューブが詰ってしまった事が原因のようですね。
入院してチューブを交換しましょう。」



私はチューブが詰ってしまうとは夢にも思っていなかった。

妻に話すと「エーッ?そんなに簡単に詰ってしまうの?」と妻も驚いていた。


私も妻も不思議に思っていた。

たった数ヶ月でいとも簡単に詰ってしまうなんて言葉も出なかった。
これから先も数カ月おきに手術をしてチューブを交換し続けないといけないのかと思うと
不安材料がまた1つ増えてしまった。



その後、主治医からチューブ交換の手術の説明があった。

手術自体は10分程度で終わると言う事だったので
それに対しては少しではあるが心の重荷が軽くなったような気がした。









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⇒92:脱水症状と闘い9回入退院を繰り返す



私は末期がんを家族の支えと自分自身の直感を信じ続け、乗り越えて来ました。
同じ境遇の方々に『生きる勇気と希望』を感じて頂けたら幸いに思います。
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