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末期がん(肝臓がん)闘病記 92

92:脱水症状と闘い9回入退院を繰り返す

~この闘病記の内容は2004年(平成16年)7月頃の出来事です。~



胆汁の出が止まってしまったのはチューブが詰ったためだった。

チューブを取り替えるための手術の説明を聞いた後、
私達夫婦はいつもの1階のベンチに座り話しをしていた。


この頃、既に私は入退院を9回も繰り返していた。

全て、原因は【脱水症状】によるものだった。



病院を退院したのも束の間、
10日も経たないうちに胆汁の出が多くなってしまう。。。

私は通院をしながら点滴を受け、口からも必死で水分を採った。


また脱水症状を起こしてしまったら大変だと言う恐怖がいつもあった。


必至で水分を摂らなければと思っていても
出てしまう量に追いついて行けなかった。


喉が渇いて飲むのなら美味くも感じるが、
ただ義務的に水物ばかりを摂るのは本当にストレスが溜まった。


その中でもは結構うまかった。

時にはかき氷のようにイチゴシロップなどをかけて食べたり
スポーツドリンクなどで口直しをして味を変えて食べたり飲んだりしていた。



それでも飲む量より胆汁の出る量の方が多かった。

1時間位で胆汁が500㏄も出てしまう事もあった。


こんな事が2~3日続くとまた、脱水症状ですぐに入院だった。




私は何と闘っているのか分からなくなってしまっていた。


これでは、末期がん肝臓がん)との闘病ではなく、脱水症状との闘病である。


もう何回こんな事を繰り返してきた事か!


途中、何度も意識が薄れていく中で記憶さえ無いところもずいぶんある。



病院のいつもの自販機でコーヒーを買い、妻と飲みながら話す機会も多かった。

何故なら病室の中では他の患者さんもいて
込み入った話をする事が出来なかったからだ。









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