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末期がん(肝臓がん)闘病記 108

突然意識が無くなる、どうしたんだ?

~この闘病記の内容は2004年(平成16年)9月頃の出来事です。~



末娘の結婚式まであと3日に迫っていた。


私は応急室で横になり点滴が始まった。

妻はとりあえず家に戻って入院に必要なものを取りにってくれた。


私の身体は点滴で入れる水分量よりも
胆汁として出てくる水分量の方が多い状態だった。


このままでは点滴を受けていてもまた脱水症状になってしまう・・・。


思わしくない状態に私の頭の中は不安が付きまとっていた。



点滴を受けている中、妻が入院に必要なものを持ってきてくれた。

私のベッドの脇の椅子に座り、両手を合わせ祈るように見ていた。


私は妻が持ってきてくれたスポーツドリンクをひたすら飲み続け
とにかく脱水症状を起こさない事だけを祈り、そして必死だった。



1本目、2本目と点滴を受ける中、
主治医が「病室のベッドの用意が出来ました。」言いに来てくれた。

「看護士さんが迎えに来るまでここにいて下さい。」と言われ、
その後主治医の指示で看護士さんが私に注射をした。


2本目の点滴が終わる頃、いつもお世話になっていた看護士さんが迎えに来てくれた。

点滴を終え、私と妻は看護士さんと一緒に病室まで歩いて行った。


病室のベッドは窓際ではなかったが
入院が長くなる訳ではなかったので気にはならなかった。

ベッドに座り、妻と結婚式の話しをしていた。


その後、私は妻に
「脱水症状にさえならなければ大丈夫だ。
病院で点滴していればきっとならないだろう。」
と話し、パジャマに着替えようとベッドから立ち上がった。




・・・、
その瞬間からその後の記憶は全く無い・・・。



気がつくとそこはさっきの病室ではなく集中治療室だった。

そしてベッドの横に座る妻の姿が見えた。


『何が起こったのだ?オレはどうしたんだ・・・?!』

私は現実が把握出来ない状態だった・・・。









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⇒109:娘の結婚式が・・・



私は末期がんを家族の支えと自分自身の直感を信じ続け、乗り越えて来ました。
同じ境遇の方々に『生きる勇気と希望』を感じて頂けたら幸いに思います。
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