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末期がん(肝臓がん)闘病記 160

160:血液検査は良くも味覚がおかしくなる

~この闘病記の内容は2005年(平成17年)3月頃の出来事です。~



そんな苦しい日々の中でも『希望の光』はあった。


週1~2回の血液検査で私の肝機能の数値は
基準値よりも少し高い程度で落ち着いていたのだ。


主治医も「奥さんが見るでしょう。」と言って
元看護士の妻が見れるように血液検査のコピーを渡してくれた。


私は妻が病室に来た時、血液検査の表を見せた。

妻も肝機能の数値を見て安心していた。



病院での入院生活は就寝時間が早いためいつも朝早く目がさめてしまう。

私はいつも1階に降りてコーヒーを飲みながら一服し、
まだうす暗い外を眺めながらいろいろな事を考える日々を送っていた。

外は日1日と明るさを増していくのが良く分かった。

外はまだ寒いがそれでも外へ出て朝日を浴びる患者さんも1人2人と多くなってきた。

日が昇るにつれ、私達が座っているところも陽が当るようになってきた。

この時は寒さの中にも何とも言えない太陽の暖かさを感じる。。。



私は一服を終え病室に戻るため病棟の廊下を点滴台を押しながら歩いていると
魚を焼く臭いがして来た。

私は歩きながら『今日の朝食は焼き魚かな。』などと思いながら病室に戻った。


しばらくして看護士さんが私のところへ朝食を運んできてくれた。

やはりおかずにはサンマの開きがあった。


人一倍、食いしん坊の私は
いつもならば食欲をそそるにおいのはずだった。。。


私はいつものように食べ始めるが何かおかしかった。

『アレ・・・?旨く無い。。。』


何を食べても美味しく感じられないのだ・・・。


この味覚の変化は突然襲ってきた。

いつもなら完食するはずの食事が
この日を境に病院食を完食出来ずに残してしまう事が増えていった。









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⇒161:食事が食べられず、甘いものばかりに



私は末期がんを家族の支えと自分自身の直感を信じ続け、乗り越えて来ました。
同じ境遇の方々に『生きる勇気と希望』を感じて頂けたら幸いに思います。
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