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末期がん(肝臓がん)闘病記 172

172:また入院も、安心して眠れるようになる

~この闘病記の内容は2005年(平成17年)4月頃の出来事です。~



病院へ着くと、私は看護士さんの案内で救急治療室へと入った。


しばらくして主治医が来てくれた。


1度処置をして流れ出したがまた止まってしまった。

主治医は
「今日はこのまま入院をして様子を見ましょう。」と言った。


『どうしてこう何回も胆汁が止まってしまうのだろうか?』
『やはり胆汁と一緒に出てくる白いカスのような物が原因なのだろうか?』

主治医に聞いてもそれを
「何か不純物のカス」と言うだけでそれ以上の説明も無かった。



その後入院から3日経っても処置直後は流れるが
しばらくするとまた止まってしまうという事が続いていた。


主治医は
「身体の中に入っているチューブ以外、全部新しい物と取り替えましょう。」
と言って全部交換することになった。


交換後、やっと胆汁が流れるようになった。

しかし今度は今まで流れ出る事が出来なかった胆汁が
待ち構えていたように一気に流れ出てきた。

1日に4000㏄以上出る日が5日間も続いた。


その間、就寝前には必ず容器を空にして看護士さんに
「○○時ごろ容器が一杯になると思いますから処置をお願いします。」と伝えて寝るが
あまりに多く出ていたので心配になり夜中に目を覚ましてしまう事が良くあった。

時には私が思っていた時間よりも早く、
既に容器が一杯になり溢れてしまっていた事も何回かあった。


ちなみに私は家にいる時は
妻が考えたもっと容量の多い特別な容器を作っておいてあった。

その事を看護士さんに話し、
病院にも何か別の容器になる物が無いのか聞いてみた。


看護士さんは容器の代わりにといくつかそれらしいものを持ってきてくれた。

私はその中の1つに目をつけ、それを何とか工夫して作ってみた。

それはビニール製の目盛りの付いたものだった。


看護士さんはとても喜んでくれた。

夜勤の看護士さんは人数も少なく重症な患者さんが多かったため
本当に大変な思いをしているのを私は知っていた。

胆汁の容器を一晩何もしなくてももつようにすると言う小さな事だけでも
看護士さんの手をわずらわせる事を減らす事が出来る。


また、私自身もこれで一晩胆汁を気にせずに安心して眠る事が出来るようになった。









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⇒173:食事は何より重要だ思う



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