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末期がん(肝臓がん)闘病記 203

203:『医学界においても例がありません。』

~この闘病記の内容は2005年(平成17年)11月頃の出来事です。~



午後になりようやく主治医からの説明があった。


私は病棟のある部屋に案内され、そこで説明を聞くことになった。


主治医は私のCT画像をバシッとはめた。


主治医はCT画像を私に見せて
「胆管をふさいでいた中央部の大きながんの腫瘍は
これを見る限り、限りなく小さくなっています。
今後このまま消えてしまうかも知れません。」

と言った。


その後、首をかしげながら不思議そうに
「また今後、大きくなる可能性もあるかも知れません。」
と付け加えて話した。


「結論から言うとチューブは抜けると思います。
まずチューブの接合部分を外して
2,3日様子を見て熱など出なければチューブを抜きましょう。」
と言った。


また主治医はCT画像を見ながら
「これは医学界においても例がありません。」
と首をかしげながら不思議そうに私に言った。


「以上です。とにかく良かったですね。
と主治医は長い間の闘病生活にねぎらいの言葉をかけてくれた。」



私は主治医の説明を聞き部屋を出て
待っている妻にすぐ連絡をして主治医の言葉を伝えた。

妻は
「本当に良かったね。チューブが無事取れて退院したら
お祝いに赤飯を炊いて待っているからね。」と喜んでくれた。









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⇒204:胆汁の容器とも『さよなら』



私は末期がんを家族の支えと自分自身の直感を信じ続け、乗り越えて来ました。
同じ境遇の方々に『生きる勇気と希望』を感じて頂けたら幸いに思います。
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