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末期がん(肝臓がん)闘病記 56

56:胆汁の出が不安定になる。

~この闘病記の内容は2004年(平成16年)5月頃の出来事です。~



退院翌日、
その日は胆汁の出る量が今までと違い、不規則で安定していなかった。


こんなに不安定なのは初めての経験だった。


胆汁の量が急激に増えていた。


今までは数時間かかっていたものが
わずか1時間ほどで500㏄の容器が一杯になってしまうこともある。


そうかと思うと今度は急激に減ってしまったりもする。


これは一体どうした事なのか。。。


その日の夜は不安で眠れなかった。


胆汁が容器から溢れても良い様に、更に大きな容器の中に入れて一夜を過ごした。



そして翌日、その日は朝から身体の調子がイマイチ良くなかった。


何となく身体がだるく、ベッドから起き上がるのも一苦労だった。


もう既に朝食の用意が出来ているようだったが、私は妻に、
「今日はあまり食べる気がしない。」と伝えた。


しかし妻は、
「何を言ってるの!今が大事な時なんだから少しでも食べないと良くならないよ。」
必死で食べさせようとしてくれていた。


いつもの私ならガバッと食べてしまうのだが、その日ばかりは口にするのも大変だった。


私はゆっくりと朝食を済ませていつものようにソファに座りテレビを見た。



その頃、末期がん肝臓がん)の告知から2ヶ月が経っていた。


胆汁を体外に出す手術を受け、出る量は安定していたが、
ここに来て、出る量が不安定になってしまった。


いつもの3,4倍の速さで出ている事もあった。


妻も
「昨晩お父さんが寝ている時に、いつものように胆汁を処理しようといった時には
もう既に溢れていたの。。。
今までそんな事無かったのに昨日からおかしいよね。」と私の異変に気付いていた。


私も、
「胆汁のせいで今日は体調が良くないのかな。」と話しながら、
その後はベッドで休む事にした。


とにかくこの急激な体調の異変に私は極度の不安に駆られていた。。。









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⇒57:弱気になる







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