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末期がん(肝臓がん)闘病記 7

7:肝臓がんの宣告を受ける その2

~この闘病記の内容は2004年(平成16年)3月頃の出来事です。~



ほんの数秒だったと思う。。。

どの位の時間が経ったのかさえ分からないが
となりにいた妻が先生に泣きながら言った。


『先生・・・、がんという事が分かっているのなら何故もっと早く
入院させてもらえなかったのですか?

がんだったら少しでも早く治療をしなければ助からないでしょう?
それなのに何故最初の検査から1ヶ月もかかってしまったのですか?』

と先生に訴えた。



本当に皮肉なものだった。。。


妻は以前にこの病院の外科の看護師として働いていた。

病院の内情も知っていた事だろう。。。

きっと勤務していた当時から、私のようながん患者と関わりを持ち、
いろいろな経験をして来たように思う。

まさか自分の夫が肝臓がんとなり、以前勤務していた病院の
がん患者になるとは夢にも思わなかっただろう。。。

内情が分かっていただけに余計に怒りにも似た訴えだった。


私は妻に、「もういいよ。。。」 とだけ言った。

そして私は先生に、 「先生、私はあとどれ位生きられますかね?余命半年位ですか?」
と訊ねた。

先生は
「更に詳しく検査をしてみないと何とも言えません。」 とだけ答えた。


肝臓がんの告知を受け、私と妻は先生の部屋から病室へ向かった。

私達夫婦にとって最悪の結果となってしまった。

私のとなりでは妻が何度もため息をついていた。

二人とも交わす言葉は無かったと思う。

この時私は妻と何か話しをしたのかも知れないが全く思い出す事が出来ない。。。


その時の私の頭の中は【がん=死】と言う事でいっぱいだった。


心配する妻を病院の玄関まで送って行った記憶はあるが、
その後の事は今も全く思い出す事が出来ない。。。









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⇒8:末期がん(肝臓がん)と向き合う



私は末期がんを家族の支えと自分自身の直感を信じ続け、乗り越えて来ました。
同じ境遇の方々に『生きる勇気と希望』を感じて頂けたら幸いに思います。
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