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末期がん(肝臓がん)闘病記 55

55:嬉しい突然の退院

~この闘病記の内容は2004年(平成16年)5月頃の出来事です。~



私の身体も過ごしずつではあるがバルーン手術を受ける前の状態に戻りつつ感じられた。


しかし、その後の検査結果では数値的にはかなり悪くなっている事が分かった。


造影剤の副作用により、現実はもっと厳しい状態だった。


バルーン手術の前は
:GOT→ 68  :GPT→ 66 だったが

その後の検査では
:GOT→188  :GPT→191 まで上がっていた。


⇒当時の血液検査結果



胆管のチューブが取れ、元の身体に戻れると楽しみにしていたが、
末期がん肝臓がん)と言う病気を甘く見てしまったようだ。。。




昼近く、主治医が私のところへ来た。


「症状も安定してきたようなので今日退院しても良いですよ。」との事。


「妻に連絡をしてみて、その都合で返事をしたいと思います。」


「分かりました。看護士さんに伝えてください。」


そんな会話を交わし、主治医は病室を出て行った。



私は急な事ではあったが嬉しかった。


これでやかましく感じていた患者さんともお別れ出来る。。。


私は早速1階に行き、妻に連絡をする事にした。



コレでやっと退院が出来る。

家に戻れば健康食品を隠れて飲まなくても済む。。。

また、病院の食事は肝臓食な事もあって味が薄くてお世辞にも
美味いをは言えない。


とにかく家に帰れる事が嬉しかった。


病室に戻り、身のまわりの整理をして帰り支度を始めた。



そこにまた主治医が来た。


外来病院で1週間後の診察の予約を約束した。



私は1階に降りて、妻が来るのを待っていた。


妻を待つ間、私はこの病院で父が肺がんのため、この世を去った事を思い出していた。


何故私も肝臓がんと病名は違っているものの、同じ病院でと思う事もあったが、
今こうして生きていられる事と、生きて退院が出来る事に感謝をした。



妻が迎えに来てくれた。


私達は看護士さんにお礼を言って病院を後にした。


我が家に向かう車の中で、本当だったらこの胆汁のチューブが外れ元気な姿になり
帰れる事を信じていたが、後悔しても物事が先に進む訳でもない。


1から出直すつもりで前向きに考えるようにした。



家に帰ると愛犬の【ハナ子】が出迎えてくれた。

末期がん(肝臓がん)闘病記55:愛犬ハナ子

↑愛犬の【ハナ子】です。
我が家ではお馴染みのライオンカットです(笑)。
ハナ子は今年の5月に『家出』をしてからまだ戻って来ません。。。


元気な時と同じようにジャレて遊ぶ事は出来ない事をハナ子も分かっているようだった。


おふくろも家から出てきた。


私に
「チューブは外れなくても生きていられるだけ良いと思わないと・・・。」と言う。


私も妻もそう思っていた。。。









次の末期がん(肝臓がん)闘病記に進む
⇒56:胆汁の出が不安定になる。







私は末期がんを家族の支えと自分自身の直感を信じ続け、乗り越えて来ました。
同じ境遇の方々に『生きる勇気と希望』を感じて頂けたら幸いに思います。
私の経験してきた闘病生活などのご質問やご感想等、何でも投げかけて下さい。
メールを頂ければ可能な限りご回答致します。

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