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末期がん(肝臓がん)闘病記 70
70:この頃の私
~この闘病記の内容は2004年(平成16年)5月頃の出来事です。~
5月もあと数日で終わろうとしていた。。。
私は一番最初に入院した3月3日以来、風呂に入っていなかった。
ゆっくり風呂に入りたいが
身体にチューブが入っている限り無理な話だった。
でもシャワーだけはたまに浴びることが出来た。
風呂に入れない以上、シャワーだけが唯一の楽しみだった。
この日は久々に入るシャワータイムだった。
風呂場に入り、鏡に映る自分の姿にビックリしてしまう。
がんと言う病気は本当に恐ろしい。
がんは人間の身体の栄養を奪い取り成長すると知ってはいたが
その事をまざまざと見せつけられる思いだった。
妻は知っていたが口には出さなかった。
私は妻に 「俺、だいぶ痩せてしまったな。」 と話すと、
「だいぶ痩せちゃったね。前の面影が嘘のようにね。」と
私の背中を洗ってくれた。
身体の筋肉は衰え、目はくぼみ、骨と皮だけと言うのは
本当にこう言う事なのかと、
がんと言う病の恐ろしさを改めて感じさせられた。
それでも久々にシャワーを浴びれたことでスッキリした。
退院をして家で過ごすが、胆汁の出る量はなかなか安定しなかった。
500㏄の容器が一杯になる目安は4~5時間位だったが、
出る量が多い時は
わずか1~2時間ほどで一杯になってしまうこともあった。
単純な気持ちとして
私の身体の中にこんなにも水分があるのかと思ってしまう程だった。
出来る事ならば、チューブに胆汁の出を調節できるバルブでもあれば
どんなに良いかと考えてしまう事もあった。
今の状態は末期がん(肝臓がん)の進行による悪化なのか・・・。
私の身体がどうなっているのか気がかりだった。。。
末期がん(肝臓がん)が勝つか、それとも私が勝つか・・・。
たとえ痩せ衰えても末期がん(肝臓がん)には負けないと
気力だけは持ち続けようと思った。
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⇒71:久しぶりに仕事をしてみる| 私は末期がんを家族の支えと自分自身の直感を信じ続け、乗り越えて来ました。 同じ境遇の方々に『生きる勇気と希望』を感じて頂けたら幸いに思います。 私の経験してきた闘病生活などのご質問やご感想等、何でも投げかけて下さい。 メールを頂ければ可能な限りご回答致します。 ◆メールはこちらです。◆ |
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