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このメールが肝臓がんの母を救う 16

16: 長井さんからのメール 2【2007年9月21日】

長井さんから電話を頂いてから10日位が過ぎていた。


私は長井さんに伝え忘れていた事が気になっていた。

その間、その内容を長井さんに伝えようと携帯電話を手に取るが
私から電話をするのは迷惑になるのではと、なかなか電話をする事が出来ずにいた。


そんなある日、
私はやはり気にかかり長井さんに電話をしてみた。

電話に最初に出たのは娘さんだった。

そして長井さんに代わってもらい話しをした。


迷惑ではないかと思っていたが
長井さんは私が思っていたより喜んでくれた。


私は長井さんに伝え忘れていた事を伝え、
これで気にかかっていた事が取れたような気がして、
何故かホッとする思いだった。



その翌日に長井さんからメールを頂きました。


このメールが肝臓がんの母を救う:長井さんからのメール1(0921)

↑画像をクリックすると別画面にて拡大します。




※画像が見られない方のために下記にメールの内容を記します。

送信日時: 2007年9月21日 03:51


笹野様


昨日は、わざわざお電話頂き本当に有難う御座います。

丁度、私の苛立ちや焦り絶望、それがそのまま娘の体に出て反省していたところでした。

でも、笹野さんの穏やかな声に励まされ、気持ちも明るく、 あの後、久し振りにベッドのなかで、娘と手を繋いで笑って会話できました。 本当に有難う御座います。


ただ、●●●先生に現状をお話しして所見を伺ったところ、 やはり、母の病状は決して希望が持てる状況では(つまり、現在の最新医療でも)なく、 それは、あらゆる情報をネット検索結果で承知しているにも関わらず、ショックな事実でした。

適切なアドバイスは、本当に親切にして下さり感謝しています。


「大丈夫よ。笹野さんの検査数値(末期がんの宣告を受けた時期)からしたら、 お母さんの数値なんて僅かなものよ!きっと、良くなって戻れるから」と、 前日は自信を持って言ったのに。


「智恵が買ってくれたのを飲んでたら、すっかり元気になったから もう、病院行かなくてもいい気がするんだけど・・・」と、入院する母を見送る時にいった言葉は、 母の心の中の不安を表していたのだろうと、後になって気付き胸が苦しいです。


「何言っているの。今度こそ中途半端はやめて、 しっかり治って帰ってくれなきゃ。 我が家の親子関係は今大変なんだから!おばあちゃんが間に居なきゃ困るのよ!」と、 笑った私に、真面目な顔で頷いた母を思うと泣けてきます。


人の心は、どうしてこんなに裏表、平常心でいられないのでしょうか?

こんな事で、母を娘を支えられるのでしょか?

笹野さんの奥様のように、強く逞しく、穏やかに優しく。


私には現実から逃げたい程、恐くて恐くて、泣くばかりで・・ 結局、笹野さん、●●●先生、 周りの人達にすがってばかりで情けなくなります。


このようなmailは、笹野さんにとって迷惑な事と承知ですが、 つい御好意に甘えて申し訳ありません。 (きっと大勢のがん患者さんをかかえた家族からのmailが絶えないと思います)


笹野さん、●●●さんにめぐり会えたことは、本当に今の私には救いです。 ありがとうございます。


長井智恵




⇒ちょうどその頃、同じ時に医師から受けた『説明・同意書』です。(参考まで)









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