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このメールが肝臓がんの母を救う 20
20: 【笹野 筆】 《がん》と闘う者、そして家族の気持ち
長井さんのメールには『毎日Up Datedを楽しみにHPを覘いています。』と書かれていた。
毎日楽しみにしている方がいる事を知ると
闘病記を書く者にとって書き続ける励みになる。
私も肝臓がんを克服出来た頃から
『私のように末期がんを克服した方がいるのだろうか?』と思い始めていた。
何度か【末期がん】と言う文字をインターネットで検索し、
モニターに映る様々なタイトル、そしてその数の多さにビックリした事は今でも覚えている。
ある時、その数多い中から、『末期がん を克服された方の闘病記』、
また、『今現在 がん と闘っている方の闘病記』など興味があるものを探して見てみた。
そんなホームページやブログを見ていて私自身、感じた事は
【末期がん】を克服されているにも関わらず、
意外と本人の写真を載せていないものが多かった事だ。
これでは信用したくても信用出来ない。
何故なのだろうか・・・?
【末期がん】は生きるか死ぬかだ。
自分を棚に上げて言うのも何だが
その【末期がん】を克服出来たという事は奇跡に近い素晴らしい事だと思う。
その体験記・闘病記を世に知らせようとせっかくホームページなりブログなりを作っただろうに
せめてその方の写真くらい無ければ見る方からすれば
『これは本当なのか?』と思われてしまっても仕方が無いのではないか。
また、末期がん闘病中・治療中のホームページやブログでは
長井さんもおっしゃっていたように長い期間、更新が滞っているものも数多くあった。
そして何より見る側、読む側が欲している一番の情報として、
その方達が がん を克服した方法(治療方法・食事・健康食品など)や経過が
分りにくいものが多かった事も私自身、強く感じていた。
私が 末期がん を克服した後、我が家ではこんな事があった。
ある日私は家に【肝臓がん】と書かれている健康雑誌があることに気付いた。
その本を何気なくペラペラとめくっているとその本にはさんであった1枚の紙が床に落ちた。
見るとそれは某社のアガリクス製品のファックス用の注文書だった。
妻に聞いてみると、当時飲んでいた健康食品の他にも考えていたと話した。
がん患者本人とがん患者を抱える家族にとって
藁にもすがる思いの中、治療方法や代替療法など
1つ1つ、何かを決断していかなければならない状況が多々来る。
私は、自分が【末期がん】を克服した事実や方法をありのままの真実で話し、
1つの大きな事例として、そして、がん患者本人やそのご家族が欲している情報を
出来る限り具体的に分りやすくしながら闘病記を書こうと思っていた。
今こうして思いが現実となり闘病記を書き続けている。
そして私の闘病記を見て、『私に続け!』と願っている長井さん母娘に、
『頑張って下さい!』と心からエールを送った。
私は、長井さん親子が住んでいる方向を家から眺めていた。
その方向には自分自身が末期がんの闘病中に山頂へと車を走らせ
山頂に立ち、末期がん克服を誓った《みかぼ山》が見えていた。。。
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