TOPページ > 実兄の末期胃がん …【SiteMap】 > 兄の末期がん(胃がん)闘病記 6

兄の末期がん(胃がん)闘病記 6

6:末期がんの告知について(先生への不信感)

~この闘病記の内容は1999年(平成11年)3月頃の出来事です。~



ある日、兄が私にこんな事を聞いてきました。


「ちょっと頼みがあるんだけどね・・・、先生のところに行ってきて、
これからどういう治療をしていくのかちょっと聞いてきてくれないか?」



私は、心の中では『もう兄貴の胃がんに対する治療法方は無いんだから。。。』
と思ったが、普段無口な兄がわざわざ私に頼んできたことに痛いほど気持ちが伝わってきた。


私は
「うん。分かったよ。聞いてきてやるよ。」 と言った。



私はその足で先生のところへ行き兄の質問を投げかけてみた。


「先生、兄が少しも良い方向へ向かってないのでこれからどういう治療をするのか
聞いてきてくれって言われたのですが、何とか良い方法はないですかね?」


すると先生は、
「弟さんからお兄さんへ胃がんの告知をして欲しいのですが。。。
末期胃がんによる余命宣告も含めて。。。」




『・・・、。。。』


『ウソだろ?!』


『今さら言える訳が無いだろ?!』




私は耳を疑った。。。


『最初に末期胃がんの事は告知しない方が良いって言ったのは
先生じゃないのか。。。』


私達家族は先生の指示通り、今までずっと兄が胃がんであることを隠し続けてきて
家族の誰ひとり兄に悟られないようにしてたのに
今さらそんな事、誰の口からも言えるハズが無い。。。



もうココまで来てしまった以上、医者である主治医から
兄にキチンと説明するのが本来の【筋】ってモノではないだろうか。。。


私は腹立たしいのと兄を何とか助けたいと言う、
すがるような思いと何か変な気持ちが入り混じっていた。


主治医を前にとても複雑な気持ちになっていた。。。









次の兄の末期がん(肝臓がん)闘病記に進む
⇒7:先生への不信感が募り病院を移る事を考え始める






◆闘病記へのご意見・ご感想を下さい。メールはこちらです。◆




関連する内容

兄の末期がん(胃がん)闘病記 最終章

最終章:兄への想い ~この闘病記の内容は1999年(平成11年)7月の出来事です。~ 1999年(平成11年)7月8日

兄の末期がん(胃がん)闘病記 12

12:忘れられない院長先生の言葉 ~この闘病記の内容は1999年(平成11年)7月頃の出来事です。~ その日、私は仕事の

兄の末期がん(胃がん)闘病記 11

11:最期は一時的に元気になる・・・ ~この闘病記の内容は1999年(平成11年)6、7月頃の出来事です。~ 人が最期を

兄の末期がん(胃がん)闘病記 10

10:プロポリスを試してみる ~この闘病記の内容は1999年(平成11年)5月頃の出来事です。~ ある日、兄の病室にお見

兄の末期がん(胃がん)闘病記 9

9:健康食品の製品研究者に電話をしてみる ~この闘病記の内容は1999年(平成11年)3月頃の出来事です。~ 病院の移動

兄の末期がん(胃がん)闘病記 8

8:先生への不信感から病院を移動してはみたものの・・・ ~この闘病記の内容は1999年(平成11年)3月頃の出来事です。

兄の末期がん(胃がん)闘病記 7

7:先生への不信感が募り病院を移る事を考え始める ~この闘病記の内容は1999年(平成11年)3月頃の出来事です。~ 先