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兄の末期がん(胃がん)闘病記 12

12:忘れられない院長先生の言葉

~この闘病記の内容は1999年(平成11年)7月頃の出来事です。~



その日、私は仕事の都合で朝早めに兄の見舞いに行った。


病室に着くと、兄はちょうど歯磨きをしていた。


その時の兄の表情はいつもと違っていた。。。

何が違うと言われれば良く分からないが、目の表情が
いつもとは何となく違う感じがした。



いつもと違うとは思いながらも、その日は忙しかったため、
私は仕事の相談だけしてその日は工場へと戻る事にした。




着いたと同時に携帯電話が鳴った。


おふくろからだった。。。


「容態が急変したからスグ来て欲しい。」。。。




おふくろからの知らせを受け、私は急いで病院へ向かった。


しかし、兄のいた病室にはもう、兄もおふくろの姿も無かった。



私に気がついた看護士さんから、
「お兄さんの件で院長先生から説明があります。」 と言われ案内された。


私達が悲しみに暮れる中、院長先生の説明が始まった。


いろいろな説明がされる中で、私がとても気になったくだりがあった。




「当初の予定は余命3ヶ月と言われていましたが、
それよりも1ヶ月延びて良かったですね。」




私はこの言葉に腹立たしくさえ思った。。。




現代医療を信じすぎていた自分にも悔しく思った。


私はいくら末期がんと言えど、抗がん剤治療を行えば、
少しは改善状態が見えてくるものだと思っていた。。。


ところが、院長なる立場の先生から「1ヶ月延びて良かったですね。」とは・・・。


私は悔し紛れに院長先生に聞いてみた。

「院長先生・・・、抗がん剤と言うのはどの位の確率で効くのですか?」 と。





院長先生は少しためらいながら
「100人に対して数人ですかね・・・。」と答えた。




『100人に数人??? 
それじゃぁ、ほとんどのがん患者に効果が無いって事じゃないか。。。』


私はこの院長先生の話しで、
抗がん剤はほとんど効かないと言う事を知ってしまったのだった。。。




そして、この日を境に、

【抗がん剤はがんには効かない。】

という事が頭にインプットされてしまった。。。









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