余命3ヶ月の宣告から【3ヶ月】が過ぎる

兄が余命3ヶ月の宣告を受けたことも知らないまま、治ることを信じて闘病生活が始まって、3ヶ月が過ぎた、ある日のことでした。

 

親戚の叔父、叔母さん方が、兄のお見舞いの帰りにおふくろの家に立ち寄ってくれました。

 

叔父、叔母は口をそろえて、『兄が元気そうなので安心した。』と言っていました。

 

『もうダメかなと思った時もあったけれど、最近は体調も良くなってきてもう少し経てば退院出来ると思う。』と兄は言っていたそうです。

 

私も、このまま兄が良くなってくれるのを願っていました。

 

 

しかし、現実はそんな事は無く、兄のガンは着実に進行していました。

 

そんな中、余命3ヶ月の宣告から【3ヶ月】が過ぎていました。

 

 

兄は足の浮腫は治りませんでしたが、病状は安定していたようで、体調は良い方向に向かっているように見えていました。

 

『もしかして、これは友人が探してくれたプロポリスの効果が出てきたのか?!』と期待している私もいて、《このまま体調が良くなれば・・・。》と希望を持ったりもしていました。

 

兄がこのまま良くなってくれれば・・・:兄の胃がん末期闘病記

 

⇒次ページ  15:『治療の妨げ』と言われ、プロポリスを止めてしまう

 

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