『治療の妨げ』と言われ、プロポリスを止めてしまう

 

ある日私は、仕事の話しとプロポリスを持って兄が入院している病院へ向かいました。

 

病院へ着くと兄はいつものように点滴を受けていました。

 

私は兄と仕事の話しを済ませてから、プロポリスが入っている入れ物を交換しようと手に取ると、プロポリスはまだ入っていました。

 

『せっかく持って来てもらったんだけど、先生に「治療の妨げになるから病院以外のものはなるべく口にしないで下さい。」と言われたから、その日からプロポリスは飲んでいないんだ。』と兄は言いました。

 

 

私は、院長先生が『兄に病状について治療法はありません。』と言っていたのに、『治療の妨げになるから』というのはおかしいじゃないかと思っていました。

 

しかし兄には胃がんであることを伏せている以上、そんな事は言えません。

 

私はそれ以上、プロポリスを勧める事は出来ませんでした。

 

そしてプロポリスを容器ごと持ち帰りました。

 

帰宅後、おふくろや義姉にもプロポリスの事を伝えました。

 

家族としても納得は出来ませんでしたが、兄の性格から考えても、プロポリスに関しては無理に勧めるのは止めよう、でも野菜ジュースや野菜スープは今までのように届けようと決めました。

 

兄の胃がん末期闘病記